ダイノバイク
DYNOBIKE(ダイノバイク)は、バイクのパワーをテストするために開発された、慣性/ブレーキを組み合わせたダイナモメーターです。
コンピューター化されたダイノシステムは、回転数を取るためのケーブルは無く、タイヤサイズ、インチ、スピードから演算して回転数を割り出し設定を行います。その為、カウルを外したりRPM信号線を探したり、ノイズで回転が拾えない事から解放されます。
ストリートバイクやレースバイクのパフォーマンスを詳細計測、監視するために開発されました。(後軸負荷装置”リターダー”標準装備)
時代に先駆け、モーター駆動車の測定を正確に計測、測定を可能にしている”バリアブルモード”を標準装備、スクーターも同様に計測する事が出来ます。
パワーを受け止めるローラーと渦電流リターダーブレーキ(80 kg * m)を効率よく使用する為、数馬力小排気量モデルからレースモデル、チューニングバイクの非常に大きな馬力(回収抵抗計測によるエンジン出力)まで非常に正確で再現性のあるパフォーマンス性能を計測・評価することができます(500馬力以上も計測可能)。
また任意に設定したRPM /速度でエンジンを固定させる事が可能、測定ツールを使用した診断、エラーの再現、排気ガス測定、回転数に応じた音量測定、正確なキャブレターセッティング、インジェクションMAPチューニングから、モーター駆動車に使用可能。
計測スタートも設定した回転数で自動計測開始、また計測が終了すると自動ブレーキによって安全にリアホイールが減速されます。
ダイノバイクは、最大重量1000kgのあらゆる負荷条件に適応するように開発されています。
さらに、床からの高さがそれほど高くないため、長さ140 cmのスロープで簡単にアクセスでき、狭いスペースにも設置可能、2100mmまでのバイクをテストできます。YAMAHA-NIKENも計測可能。
フロント固定システムは自在に変更可能、計測ローラーの中心位置を合わせる為の微調整も可能です。
中圧~高圧強制換気システムは、5.5kWまたは7.5kWのRAMファン(オプション)PCと接続・連動機能、230V~400Vインバーターで使用可能。これは、計測車速に連動して風速が可変、エンジン冷却とエアボックスの適切な加圧(RAM圧)に適切な気流と空気速度を供給することができます。*7.5kwファン最大260km発生
回転数を計るための”配線を繋ぐ”ことからも解放されます。
ダイノバイクは配線を繋ぐ必要はありません。実際の後軸サイズからギア、スピードを割り出して回転数を割り出します。
タイヤのサイズを入力するだけで自動換算、または実際の寸法を入れる事も可能です。今までのようなカウルを外す作業なども必要なく、どのモデルでも簡単に設定する事が可能です。
管理ソフトウェアは、カスタマイズされた方法で取得したデータを分析し、最大8つのテストを比較できます。後軸出力計測、エンジン出力計測を選択する事が可能。換算計算するために出力損失を計測、同時表示も可能です。テストの自動保存、急速や減速を伴う連続したテスト、さらに、いくつかのオプションの特定のセンサーにより、環境圧力/温度、エンジン水/油温、排気ガス温度、ワイドバンドセンサーによる空燃比(最大2つのワイドバンドセンサー)などのデータを取得できます。
主な特徴
- ホイールでの最大出力と関連する曲線のグラフ
- 最大エンジン出力と関連グラフ
- ホイールのトルクと関連グラフ
- エンジントルクと関連グラフ
- 一定のRPMでのシミュレーション
- 一定速度でのシミュレーション
非常にフレンドリーなソフトウェアは、ノートPCでも使用可能。本体が無くてもデーター作業することができます。複数のPCにインストールも可能です。
デジタル表示とグラフの両方のおかげで、測定値を一目で評価することができます。チャート上でカーソルを動かすと、関連する値が自動的に表示されます。
STDダイノバイク(リターダー)、フルキットダイノバイク(リターダー、RAMファン)など導入前相談もお問い合わせ下さい。
現在、他社ダイノマシンを使用中もご相談下さい。買取・下取り・処分までご相談頂けます。
*フルバージョン・ダイノバイク設置店舗
埼玉 : JAM co.,ltd.(ジャム) https://jam-japan.co.jp/
*STDダイノバイク 設置店舗
東京 : リアライズ http://mytec-realize.com/
埼玉 : GPクラフト https://www.gpcraft.com/
*計測条件、料金等は各店舗様でご相談下さい。
DFMTFの技術仕様 | |||
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ホイールでの最大出力 | 400 kW (約545馬力) | ||
マックス・スピード | 時速376km | ||
ホイールの最大トルク | 800 Nm (約82kgm) | ||
ローラーの直径 | 400mm | ||
ホイールベース | 1200/2100 mm | ||
最大荷重 | 1000kg | ||
ファンの可変速度 | α(OPT) | ||
吸収された電力 | 2.2 Kw | ||
床に設置するダイノ寸法 | 650 * 395 * 1670 mm | ||
床に設置するダイノ寸法(スロープを含む) | 4200 * 395 * 1670 mm | ||
床に設置するダイノウェイト(モジュールのみ) | 320kg | ||
床に設置するダイノウェイト(スロープ付属) | 570kg | ||
各種データ取得キット | |||
油温センサー(°C)/ H2O(°C) | 0-150ºC | ||
排気ガス温度センサー(k) | 0〜1.000ºC | ||
ブースト圧力センサー(バー) | -1.00 + 3.00 | ||
A/Fワイドバンドセンサー | 0-5 Vcc | ||
吸気温度センサー | -10- +60ºC |
ファンキット(オプション機器) | ファン4Kw | ファン5.5Kw | ファン7.5Kw |
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ファン技術仕様諸元 | |||
電力 | 4 kW | 5.5 kW | 7.5 kW |
電源電圧 | 230/400 Vac 50Hz | 230/400 Vac 50Hz | 230/400 Vac 50Hz |
対気速度 | 時速90km | 時速200km | 時速260km(RAM圧コントロール) |
平均気圧 | 2.9バール | 75バール | 85バール |
エアフローレート | 17000m³h | 1800m³h | 2100m³h |
寸法 | 1200 * 800 * 1400 mm | 780 * 465 * 895 mm | 780 * 465 * 895 mm |
インバーター管理 | α(OPT) | α(OPT) | α(OPT) |
重さ | 165kg | 140kg | 175キロ |
測定データは、DIN 70020、EGW 80/1269、ISO 1585、SAE J1349、JIS D1001の規制に従って、統合された気圧ユニットを介して収集、標準化されます。*日本測定データー規格:JIS表示 同等扱いSAE
オプション
5.5kW遠心ファン 7.5kW遠心ファン ファンのアクティブ管理のためのインバーター
コントロールコンソール ワイドバンドラムダ DYNOTUNESWアクティベーション